いたばし鍼灸マッサージ推進機構 勉強会(11月14日 グリーンホール)
今回は「健康経営とあはき師の役割」です。
講師は(一社)板橋区中小企業診断士協会の横小路八重子先生(L&Bインテリジェンス代表)。
健康経営とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考えて実施する事です。
福利厚生(経費)ではなく投資の一環として健康を捉え、従業員が健康になることに
より従業員の活力向上や生産性の向上等の組織の活性化をもたらし、結果的に
業績向上につながると期待されています。
あはき師(あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師)もまた健康に
携わる者です。
未病(未だ病ではないが、なりかけている状態)に対する予防・対策も健康経営で
重要視されています。既に病になっている方への対応だけではなく、
未病対策もあはきの得意とするところです。つまり、病になる前からメンテナンス
としてあはき師が介入(治療やヘルスリテラシー向上など)することで健康を
維持したり、病になっている方への対応をしたりできます。
我々あはき師のしごとは、健康面から個人だけでなく企業等の組織を支える一助に
なると今回の講話に拝聴し、改めて確信いたしました。
横小路先生、貴重なお話し、ありがとうございました。