9月

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平成30年度「治療院見学会」を終えて

7月29日(日)当会員向け勉強会を開催致しました。

今回は会員同士の技術知識を共有し、業界と会の発展に貢献する。という事で板橋区成増の田村はり治療院で行いました。

 

講師は当会の田村代表。

平成14年1月に出張中心で開業され、平成30年3月に現住所に移転し来院中心で治療されつつ、業界では下記の仕事もされています。

・(公社)全日本鍼灸学会 認定取得、諮問委員、関東支部学術委員

・(公社)日本鍼灸師会 鍼灸臨床研修終了

・(公社)東京都鍼灸師会 板橋支部 支部長、療養費指導支援委員会委員

・板橋区鍼灸師会 会長(兼広報部長)

・板橋区三療師連合会 理事(事業部長)

・いたばし鍼灸マッサージ推進機構 代表

勉強会の内容としては、問診から施術お見送りまでで、お二人の先生にモデルになって頂きました。非常に丁寧でホスピタリティに溢れた施術でした。

主訴だけを診るのではなくお体全体や心の状態を考えて鍼や灸などの施術をされているのがとても印象に残り、患者さまには本当に心強い治療院であると感じました。

今後も会の先生の施術技術、知識を共有し、はりきゅうマッサージの業界と会の発展に努めて参りたいと思います。

(体験記1)

7月28日の治療院見学会にて模擬患者役をやらせていただきました。

普段、他の治療院にお邪魔して込み入った話をする機会などなかなかないわけですし、非常に勉強になりました。

さてさて、模擬患者として「ふくらはぎが痛い患者」として施術を受けたのですが、ふくらはぎだけでなく全身に鍼灸の施術を受けました。

これは患部のみの局所を見るのではなく、全体を通して整えていくという考えに基づいての施術になるわけです。

背中から腰、そして脚にかけて針を刺して、灸を据えたのですが、これがまあ不思議と痛くないし熱くない。

人によっては身体の奥に刺激の走るようないわゆる「響く」感じや、それこそ針を刺したような鋭い熱さを感じる鍼灸の施術の方がよいという方もいらっしゃいますが私はどちらかと言えば、あまりその様な強い刺激は苦手な方でして。田村先生の施術の仕方は、私のような人間には非常に助かりました。

それでまあ、施術を受けて身体の塩梅はどうなったかと申しますと、施術を受けた直後は少し楽になったかな程度の変化だったのですけども、その後見学会が終わって駅で階段を昇ったらすいすいと歩けるわけでして。ふくらはぎの疲れがとれているじゃありませんか。

いやはや、役得々々。

田村先生、貴重なお話しや丁寧な施術、ありがとうございました。(大澤直道)

(体験記2)

勉強会3日前より左膝痛があり、飛び入りで治療していただきました。

症状は膝蓋骨上部と内側上顆あたりが腫脹。発赤は無し。膝伸展は正常、屈曲100°で制限。痛みよりも腫脹があるため歩きづらい。ベットに横になり田村先生が一連の膝関節の検査(マックマレー、膝蓋骨圧迫、内外反ストレス)を行い診察。

そして早速治療です。40ミリの1番鍼を陽陵泉と陰陵泉あたりにごく浅く刺鍼しそのまま置鍼。刺された感覚も全くありません。経穴そのものに刺すのではなく、皮膚や筋肉の状態などを視診しそこに刺しているのだそうです。置鍼している間、紫雲膏を素早く約五十カ所ほどに綿棒で塗布し、これまたすごい速さで糸状灸を捻り紫雲膏の上に置きます。小豆大の多壮灸も併用することが多いそうですが、今回は炎症徴候がみられるので糸状灸のみとのこと。糸状灸は線香で火を点けると共に皮膚に倒しながら消していく。チリっとした感覚がありますが、熱いまでは感じません。すべての施灸が終わりカット綿で拭き取り10分少々の治療でしたが、終わった後左足を動かすと「ふわっと」という感覚がありました。膝関節の周りが緩んだという感じです。おかげさまで勉強会の帰りは少し楽になり元気になりました。

強刺激の施術の方が、どうしても効果がありそうな印象を持ちますが、弱刺激でもそれ以上の効果があるように思いました。普段の治療で田村先生はどのような患者も全身を行うそうです。全身調整を行う事により、弱っている部分を賦活化するという田村先生の理論を今回は身を持って学ばさせて頂きました。(加藤聖子)

 

アンケートの結果はこちらです。

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