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第2回勉強会「エコー画像で見る鍼治療」を終えて

平成28年7月10日(日)板橋区立グリーンホールにおいて、第2回勉強会「エコー画像で見る鍼治療」と題し、講師に斉藤鍼温灸院(板橋区宮本町)院長 齋藤隆夫先生にご登壇頂きました。

齋藤先生は、鍼灸院院長、(医)好仁会 滝山病院勤務の鍼灸師として治療の最前線に立ちながら、東京医療専門学校教員、(公社)全日本鍼灸学会事務局長、元理事、東京都鍼灸師会元理事等、鍼灸業界全般でご活躍されています。

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今回のテーマ「エコー画像で見る鍼治療」は、超音波診断装置の動画画像をもちいて、一般の臨床に携わる人にも分かりやすく、学会レベルの内容を解説して頂くものでした。

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鍼パルス時、一つの筋肉内で、鍼を上下させると収縮が変化するところや

鍼パルス時、鍼先にある筋が収縮するところ

雀琢で鍼先が筋繊維単収縮を引き起こす瞬間

雀琢で単収縮させた状態で鍼パルス同様の小さな収縮を繰り返すところなど

人体中の鍼の動態を視覚的に確認するという貴重な体験を丁寧に解説をいただきながら観察することができました。

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他にも、鍼の刺す深さによって収縮する筋が変化する様子も見せて頂きました。

また、鍼の筋肉内の仕事として、貴重な雀啄刺激とパルス通電鍼の比較画像もみられました。

鍼の筋肉内雀琢による筋繊維束単収縮の動きと、その単収縮が起きたそのままの鍼へパルス通電をして起きた筋繊維束連続収縮が雀啄時の単収縮と同様の動きだったことから、雀啄刺激は筋肉内の細い運動神経に触れることでパルス電流と同様の活動電位を発生させたと考えられそうです。

筋肉内刺鍼時、単収縮が起こる割合が低かったことから筋肉内の運動神経密度が低いことが推察されたり、鍼先が知覚神経を刺激することと運動神経を刺激することの臨床的な違いも考えさせられたりしました。

また、臨床の際、筋肉内刺鍼で単収縮が起こらない場合でも、筋緊張が緩む経験があるように、身体の反応は複雑であることをエコー画像を通して感じることができました。

当団体テーマの一つ他職種との連携においても有用な、現代解剖学・生理学に則った知見を学び、臨床において他職種の方も理解出来る鍼の仕事を考える大切な勉強会となりました。

勉強会後の親睦会も先生やみなさんで楽しく交流することが出来ました。

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次回の開催は9月7日(水)を予定しております。

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